初めてZindiのMLコンペに参加したので、その振り返りを残しておく。
Zindiとは
MLコンペではKaggleやSignateを今までやってきたが、今回はアフリカを中心に盛り上がりを見せるZindiというプラットフォームに初めて参加してみた。
Sendy Logistics Challenge
今回はナイロビ市内を中心とした、物資の運搬取引のETAを予測するというタスクだった。訓練データは時系列では無かったためPublicとPrivateでの大きなShakeは起きなかった。また評価指標はRMSEだった。
コンペ自体は8/23日~11/26日までと、２ヶ月ほど行われていたようだが、自分は残りの2週間から参加した。理由としては、ちょうど手ごろなコンペを探していたのと、２ヶ月間ぶっ通しで参加するのは体力や、スケジュール的に厳しいと判断したからである。
結果は433人中28位(Top 6%)に終わった(暫定)。Kaggle等と違って上位者にメダル等は付与されず、上位三人のみに賞金が与えられるという仕様で、参加当初は賞金圏を狙っていたが、明らかな実力不足でそこまでには及ばなかった。
上位者解法からの学び
現段階(日本時間11/26日 9:00am)では上記の2位の解法のみが公開されている。 自分が試せなかったことと、アイディアとして持ち合わせてなかったことは
- 外れ値をBinaryで予測すること：評価指標がRMSEのため外れ値の影響を受ける。自分ができたのはPost Processのみだった
- スタッキングにCatboost：自分の手元のマシンの計算速度が遅いのと、訓練時間の長さから選択肢から除外していた…
まとめ
今回も学の多いコンペに参加できてよかった。特にリークなどもなかった。特徴量を考えるのが楽しく、2週間しか参加しなかったが、もっと工夫の余地はあったと思う。
