最近は生活がキャンパス周辺で完結してしまっていたので、ふら〜っと街を散歩してきた。
お昼くらいに外出したけど、多分こっちきて一番寒かった。15,6℃くらい。日本とは逆でこれから冬になっていくので、だんだん冷えてく。
街中をふらふら歩いていて思うことは本当にカフェが多い。京都とかなんかよりも全然比較にならないくらい。かなりコーヒー文化が定着している。
てな訳でコーヒー片手にHyde Parkという大通り公園的な場所を散歩。
街中にあるけども、結構広くて綺麗。街中のいたるところに公園やら芝生やらがあるというのもこの街の特徴の一つ。
公園で見た面白い風景。実際に駒を動かしておじいちゃんたちが暇を潰している。奥には実物大のチェスも。
こんな感じでのんびり時間が流れてるのもまぁ悪く無いなと思いながら、またアートギャラリーに足を運んでみた。一度見た展示会でもあるThe Lady and the Unicornといのが見たかったのだけども、土曜日ということもあり、混んでて入場制限がかかってたので、今回は断念。
それでも、美術館自体は入場無料なので、違う展示物なんかを見た。
アボリジニの伝統美術、現代画家のRoy De Maistreの絵画やらアルフォンス・ミュシャの写真家としての作品などを眺め場所を去った。
Roy De Maistreという芸術家はニューサウスウェールズ出身で、独特な画法が印象的だった。光とトーンを操った抽象画と、キュービズムの作品が数多く展示されいたが、自分は主に、前者の方の作品をみた。
この作品が特に特徴を表している。
その後は港に向かい昼間からビールを飲みながら、作業をしていた。
お酒
こっちにきて、一つ変わったのが、アルコールの摂取量がかなり減ってしまったということ。タリスカーというスコッチを買ってちびちび飲むくらい。他にはあまり飲めていないなぁということに気づいた。
その理由としては、自分の収入が現在文字通りゼロであるからということが大半を占めている。親から経済的に全て支援されている中で、アルコールといった嗜好品を買うのはとても気分が進まない。
成人してから、アルバイトも自分なりにはして、旅行やお酒などの自分が好きでやることの出費は自分の財布から出そうという気持ちが常にあったし、実際にそうやってきた。今のような収入がゼロの状況になると自分の経済行動というものが根本的に変わるのだなぁということ認識した。
働きたい欲が最近あるけども、不法労働で強制送還されることだけは勘弁なので、今年一年は肝臓に健康的に生活せざるを得なさそう…
楽しまなきゃ、というプレッシャー
同時に、最近感じていたことの一つが、「楽しまなきゃ」いけないというプレッシャーだった。
留学というものを意識し、自分の選択肢に取り入れたのは中学生の頃だった。もちろん兄が高校生でアメリカに留学したからだ。その時から、留学をしてきた人の体験だったり、留学業者の情報などを取り入れてきた。
共通項として浮き上がる「楽しんでいる」ということだったり、Facebookに投稿されてくるキラキラした投稿を意識せずとも、ここ最近自分の留学体験と比較してしまっていた。
夜まで図書館でレポートやってたり、どっかからデータ引っ張ってきてコード書いてたり、中間テストの試験勉強してたりする自分。
それに比べ、オリエンテーションで出会った同じ寮の留学生達は週末に、バリに行ったり、NZ行ったりしているわけですね。笑
こういうのを比較して、なんとも言えない気持ちになっていた。
でも最近ようやく楽になってきた。なぜなら、何も無理して楽しまなくていいんじゃないか？って素直に思えるようになってきたから。
無理して、社交的でもない自分がパーティー行く必要もないしなぁという感じ。
人と比べても今の自分にとってはプラスになることはないだろうし、自分が立てた目標と現状を照らし会われることが優先事項だな、と。
日本にいた時はあまり外部からネガティブな意味で影響されることは少なかったと思う。こうやって中学生の頃から、一つの目標として掲げてきた留学にいざ来たからということもあるだろうが、自分の気の持ちように変化が生じてきたのを認識して、方向修正でたきたかなぁといった感じ。
結果、元の自分に戻った。というだけなのかな笑
留学きてまで何してんだろ、と思っちゃうことがあったけど今は気持ちが楽になりました笑
まぁそんなことを思ったりした、五月中旬の土曜日でした。
P.S.
本能的に母国語を求めているのか、ラジオにまた最近はまっている。笑
おぎやはぎのメガネびいきだったり、福山の過去作とか。
妄想総選挙なんか深夜ベッドで腹抱えるほど笑った笑
